代表対談
当社が描く未来。ITを活用した流通革新と、
その実現を支える人財への期待
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当社の強み、特長
当社はどのような会社だとお考えですか?
お二人の視点から、強みや当社ならではの特長をお聞かせください。
齋藤
当社は、とにかく従業員が前向きで、バイタリティに溢れた会社ですね。みんなが「前に進もう」という強いベクトルを持っていて、一体感があります。みんなでこの会社を盛り上げていこうというエネルギーを感じますし、若い社員が多いこともあり、すごくフレッシュな雰囲気です。それから、オープンで誰でも入りやすい環境があるのも当社の大きな強みだと思いますね。
中木
私は長年、同じセブン&アイグループの(株)イトーヨーカ堂で働いていましたが、その頃からグループ全体がITを活用している印象がありました。当時はシステムを通して売上を集計するなど、業務効率化のためにITを活用するという考え方でしたが、今はITがビジネスの「中心」にきています。当社では単にシステムを開発・運用するのではなく、課題解決や新たな価値を創出する手段としてITを活用しています。従業員はグループの各社が抱える課題を解決するために、強い思いを持って取り組んでいると感じています。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に込めた想い
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に込めた想いについてお聞かせください。
中木
2018年に、会社として「ビジョン」(現在のミッションにあたるもの)をもう一度議論しようという話が出て、マネージャー以上の役職者が25人くらい集まり、合宿をしました。その中で「会社のあるべき姿」をみんなで考えて決定しました。こうしてできたビジョンには、皆の想いがしっかり詰まっています。今でもその時の写真は大事に保管しています。その後、MVVに形を変え、現在のミッションとして掲げています。現在のビジョンは2024年のセブン&アイグループの現状を踏まえて、グループが目指す流通革新を実現するために作成しました。
また、バリューについては、当社がセブン&アイグループに参画した当初からあるものを継続して掲げています。グループのスローガンである「変化への対応と基本の徹底」、それに「7つの習慣」から取り入れた要素を反映しています。当社はIT事業の会社ですが、小売り業として始まったグループとしての考えを踏襲したものにしています。MVV全体に言えることとしては、トップダウンで決めたのではなく、みんなの想いを大切にして作ったという点が特長です。
齋藤
私はMVVができた当時は、まだ当社にいませんでしたが、今のミッション・ビジョンとバリューにニュアンスの違いがあるなと感じていました。後から、合宿でみんなが一緒に考えて作ったという過程を知って納得しました。当社は小売グループの中のIT企業で、テクノロジーはもちろん重要ですが、ただ技術があればいいというわけではありません。テクノロジーをどう活かすか、その知恵が必要不可欠です。中期経営計画でも「テクノロジーを活かす」ということを掲げていますが、それは単に技術を提供するだけでなく、セブン&アイグループに対して、どのように付加価値を高めていくかを考えていく姿勢が必要ということです。
私たちが掲げるMVVは、概念的な部分もありますが、世の中の変化を捉え「知恵」や「ノウハウ」で貢献していくという会社の姿勢を表しています。
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当社の未来
この先の未来について、当社は今後どのような方向に進んでいくとお考えですか?
齋藤
直近5年で世の中は大きく変わりましたが、この変化は、まだまだ続いていくと思いますし、進化のスピードはますます加速していくと考えています。セブン&アイグループがこの変化に対応していくためには、構造改革が不可欠です。そこで我々が果たすべき役割は、ただお客様のニーズを実現するだけではなく、グループ全体が目指す方向に対して、どんな技術や知恵を使えばさらに可能性が広がるのかを提案できる存在であることです。
1年、2年先に世の中でどのようなものが求められているのかを予測できるよう、常にアンテナを高く張っていくことが大切です。それを実現するために、どういった資質を持つ人財が集う組織になっていくのか、というのも今後の鍵だと思っています。
中木
私も、変化・変革という点については同意見で、業界の垣根を越えて、顧客体験そのものを変革していかないといけないと考えています。2030年に向けて「流通革新」を起こすには、他の業界の動向にも目を向ける必要があります。今見えていることは、未来では当たり前になっていることが多いので、そうした未来を見据えて、ブレイクスルーを起こせる会社を目指していきます。セブン&アイグループの持続的な発展を支えるためには、未来から逆算して現状を捉えることが重要です。
当社は、グループの中のIT企業だからこそ、グループ外のSIerとは違い、グループ各社と一緒に考えて、リードしていける存在であるべきだと思っています。
社員に期待すること
当社が目指す先に向かうため、従業員に対して、どのようなことを求めていますか?
中木
当社のような環境では、多くのステークホルダーがいるので、3つの能力が特に重要だと考えています。1つ目は「協力して成果を生み出す力」、2つ目は「主体的・創造的に道を開く力」、3つ目は「問題の本質を見抜き、合理的な解決策を導く力」です。また、仕事の目的を見失わないことも大切です。単にシステムを作ることだけが目的ではなく、グループ会社の目標達成に向けた提案ができること、それをしっかりと伝えられることが大事であり、その結果として信頼を得られると考えています。
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齋藤
そうですね。自分自身を客観的に見つめて、常に成長し続けることが重要です。会社に入るということは、チームに入ることなので、自分の強みを活かしながら、周りの人を巻き込んで協力していける人財になってほしいです。また、私は「外でも勝負できる人=誰とでも協業できる人」にもなってほしいと思っています。
当社を志望する方へのメッセージ
最後に、当社への入社を検討している方にメッセージをお願いします。
中木
当社は、セブン&アイグループ各社の課題(小売業の課題)をITで解決する会社で、業務を通じて非常に高いスキルを身につけられる環境です。また、エンゲージメントを大切にしている会社ですので、会社の目指す方向を理解し、実践的に取り組むことで、皆さん自身のスキルも大きく向上し、キャリアの目標も達成できると思います。
齋藤
変化をチャンスと捉え、自分の持っている力を発揮するために努力できる人を求めています。我々は、そのための育成支援や環境を整えているので、挑戦の場としては非常に恵まれた場所です。多くのことに挑戦し、実践の中でスキルを磨いていける会社です。ぜひ一緒にセブン&アイグループの発展を支えていきましょう。
おわりに
技術と知恵を活かして新たな挑戦に取り組んでいくには、従業員一人ひとりの力が不可欠です。
ぜひ私たちと共に、未来を創っていく仲間をお待ちしています。