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AWS導入事例

AWS導入事例

赤ちゃんのいる暮らしを知りつくし、一人一人に寄り添ったスマホアプリでリテールメディアへの挑戦

幸せな出産・子育てを応援することを会社のミッションとして、マタニティからベビー・キッズまで幅広い商品を扱う赤ちゃん本舗社にお話をうかがいました。
赤ちゃん本舗では、妊婦さんやご家族、ご友人など様々な目的のお客様が来店、その購買動機や、求めるものの違いに細やかに対応したいと考えられています。お一人お一人に寄り添って、必要な情報や商品を提供するOne to oneマーケティングをアプリの活用で実現したいと考えていました。
今回、別会社が提供するAWSと、セブン&アイ・ネットメディア社のAWS内にあるアプリシステムがスムーズにつながることで「セキュリティの高さと安心感はあったが、Amazon S3を活用し、ベンダーが分かれている場合でもやり取りが楽で助かっており、将来的な拡張性の高さを改めて感じている」、というお声に加え、セブン&アイ・ネットメディア社については、「システム目線に加え、実際のオペレーションまで踏み込んで対応をしている点に対し、感謝している」という有難いお声をいただきました。
今後については、「顧客IDを利用したOne to Oneに加え、広告やアライアンス収益(※2022年時点、出生数77万のうち、約55%の出産予定日(誕生日)登録をもっている)そしてリテールメディアの領域にも事業を広げていきたいと考えており、アプリやアプリシステムがその重要な起点となっていく。」といった展望をお話し頂きました。この度はお忙しいところインタビューにご協力をいただき有難うございました。

国内に126店舗(※)を展開している株式会社赤ちゃん本舗では、「スマイルな育児を」コーポレートメッセージに掲げ、幸せな出産・子育てを応援し社会に貢献することをミッションとしています。未来へつながる子育て総合支援企業として、赤ちゃんのいる暮らしをスマイルにすることで、持続可能な社会の実現に取り組まれています。※ 2023年9月末時点

  • 赤ちゃん本舗アプリシステム開発の背景と狙い
    当社のお客様はお子様の属性によって大きく購買行動が違い、通常の小売より商圏範囲が広いためご自宅から店舗までの距離により、当社に求めることも違います。
    アプリで実現したかった理由として、別システムで取得する顧客属性データ、購買データ、GAの閲覧履歴をマージしアプリで運用することが顧客に会う近道だと感じたこと。
  • なぜセブン&アイ・ネットメディアを選ばれたか?
    契約時には正直、そこまでの強い思いもなかったが、現在の運用メンバーはビジネス目線でUI以外にも自社オペレーションを考えてもらって助かっている。
  • AWSを活用したインフラについての感想
    できることが多く、セキュリティも安心感がある。Amazon S3を活用し、ベンダーが分かれている場合でもやり取りが楽で助かっている。
  • 今後セブン&アイ・ネットメディアへ期待することは?
    アプリシステムは後続のデータも含めて様々なデータをリアル、バッチで管理し、関係ベンダーも連携も多く大変なポジションです。今まで通り全体最適も含めて一緒によろしくお願いします。
  • ITの活用について今後のご展望
    アプリを通じたIDの取得によって、通常の営業活動のほか、リテールメディアに向かっていきたいと考えている。出産予定日を基準に日本全国の赤ちゃんが77万人に対し、22年1月~の誕生日の方では、全国で約55%の登録シェアを持っている。今後リテールメディアの領域にも事業を広げていきたいと考えており、そのためには、アプリシステムがハブとなるため、AWSにあるデータがとても重要だと考えている。