中途入社者のクロストーク

T.Gさん × S.Yさん × G.Kさん

グローバルエンジニアとして活躍する3名の社員に、仕事のやりがいや魅力、働き方などを率直に話してもらいました。

  • T.Gさん

    2024年1月中途入社
    新卒で入社した会社ではオフショア開発を担当し、自社製品の立ち上げからリリースまで従事。
    その後、グローバルで通用する技術力を身につけるため転職し、国内の基幹システムの開発を担当。
    さらにグローバルな案件に携わりたいと考え、セブン&アイ・ネットメディアに入社。
    (英語:ビジネスレベル、日本語:ネイティブレベル、中国語:日常会話レベル)

  • S.Yさん

    2024年8月中途入社
    新卒入社後、約1年コーディングを担当したのち、QAエンジニアとして約4年従事。
    自身の課題解決能力をより活かせる役割を担いたいと考え、プロジェクトマネージャーとしての経験を積める会社に転職。
    グローバル案件にも関わる機会があったが、より多くの経験を積みたいと考え、セブン&アイ・ネットメディアに入社。
    (英語:ビジネスレベル、日本語:ビジネスレベル、中国語:ネイティブレベル)

  • G.Kさん

    2024年9月中途入社
    タイの大学を卒業後、タイの企業で開発エンジニアとして約2年間従事。
    来日後、日本の大学院を修了し、再びエンジニアとして活躍。
    スタートアップでのアプリ立ち上げや開発リーダーを経験したのち、セブン&アイ・ネットメディアに入社。
    (英語:ビジネスレベル、日本語:ビジネスレベル、タイ語:ネイティブレベル)

Q1.当社に入社を決めた理由を教えてください。

T.G

複数社から内定をいただいていましたが、グローバルな仕事がしたいという思いが強く、当社はクライアントが英語圏にあることや、オフショア開発を行っていることに魅力を感じ、入社を決意しました。
また、日本の小売業を代表するグループの一員として、より大規模かつ幅広い経験を積めると考えたことも入社の決め手の一つです。

G.K

一次面接での、マネージャーとの対話がとても面白く、印象に残っています。
これまで小売業のサービスは未経験でしたが、現在当社が手掛けているサービスについてマネージャーから多くのお話を伺い、世の中の多くの方に利用されているサービスに魅力を感じました。同時に、このような方と一緒に仕事ができたら楽しそうだと、率直に思いました。
最終面接では、セブン‐イレブンの商品について好きなものを話すなど、良い意味で面接らしさを感じさせないフランクな社風を感じることができ、非常に良かったです。
また、これまではコーディングなど技術要素の強い仕事が多かったのですが、私は技術の経験を活かしつつ、もっと人と関われるような業務の機会を増やしたいという思いが強く、面接でそのような役割が担えるお話も聞けたので、自分にぴったりだなと思いました。

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S.Y

面接は確かにフランクでしたね。良い意味で面接らしくない点は私も共感します。
私は家族全員がセブン-イレブンの大ファンで、これまでグループのサービスを利用してきたこともあり、募集ポジションを見たときすごく魅力に感じました。
また、プロジェクトマネージャーとしてクライアントの課題解決に携わる仕事が好きで、これまでもその役割でキャリアを積んできましたが、前職ではグローバル担当エリアがアジア圏に限定されていました。

この会社では、新たなグローバルエリアを担当できるため、さまざまな文化に触れる機会が増え、多様な考え方に対してプロジェクトマネージャーとしてどのようにアプローチすべきかを試行錯誤しながら進めることにやりがいを感じられそうだと思いました。自分の仕事の幅が広がると考え、それが入社を決めた理由の一つです。

Q2.入社して実際にどんなお仕事をされていますか?やりがいやギャップもあれば教えてください。

G.K

私はエンジニアとして技術的な経験が長いため、その経験を活かし、現在は2つのグローバルプロジェクトでテクニカルサポートを担当しています。
S.YさんとT.Gさんと一緒に仕事をしており、主に技術的な観点からプロジェクトマネージャーのサポートや、技術説明を行っています。
やりがいに感じるのは、常にチームメンバーと協力しつつ案件を進められることです。
前職ではエンジニアとして技術的な業務が多かったため、チームメンバーと協力して業務を進めることは非常に楽しいです。
個人ではなく、技術メンバーがプロジェクトの一員として、チームで仕事を進める文化がしっかりと根付いている当社だからこそのやりがいだと思います。
クライアントに対しても、エンジニアの視点で多くのコミュニケーションが取ることができるので、もっとコミュニケーションを活かした仕事がしたいと考えていた私にとっては、まさにぴったりな環境だと感じています。
ギャップは特にないですね。実際にイメージ通りの仕事ができていると感じています。

S.Y

G.Kさんにはテクニカル面で日々助けられています。
私は新規サービスに関するシステム提案とプロジェクト管理を担当しています。
現在はアメリカのクライアントを担当しており、新規提案に加え、既存サービスの追加提案も行っています。
やりがいに感じるのは、クライアントから上がってくる様々なニーズに合わせて、新規か既存かを問わず提案できること、またそのような環境が整っていることです。
まさに元々やりたかった、グローバルなフィールドで相手のニーズを適切に理解し、課題解決につなげる仕事ができていると感じます。
たとえば 、担当しているグループ現地法人のプロジェクトでは、システムの安定稼働に向け、クライアントが抱える課題や考えなどをヒアリングし、今後の体制構築について提案を行いました。
結果として、提案がすぐに採用されることは難しかったですが、その過程で得たフィードバックをもとに、次回の提案に活かせる改善点を見つけることができたと思います。
提案がすぐに受け入れられなかったとしても、クライアントと議論を重ねる中で課題や懸念点を具体的に引き出せたときにはやりがいを感じますし、その課題に対してチームでしっかりと検討し合えること、提案後のフィードバックも丁寧にいただける関係をチームで構築できる環境だからこそ感じられるやりがいだと思います。毎日とても楽しいです。
ギャップとしては、想像以上に各国との調整業務が多いことです。
前職まではアジア圏がメインであまり経験したことがありませんでしたが、クライアントが英語圏に広がる分、時差を意識した調整が必要で、難易度は高いですね。

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T.G

アジア圏と英語圏では、物事に対する考え方や教育方針が異なり、プロセス重視か結果重視かといった違いがあります。そのため、S.Yさんがグローバルな課題解決にやりがいを感じる部分や難易度について、私も共感できる部分が多いです。
私は主にベトナムのオフショア開発を担当しており、現地の開発メンバーの管理を行い、彼らが困っていることに臨機応変にサポートをしています。

やりがいに感じるのは、何か問題が発生した際に現地に出向き、直接会話しながら解決に向けて一緒に取り組んでいる時です。
実際に業務を通じて、現地に出向くことの重要性を感じています。先日もベトナムを訪問した際、仕事だけでなくプライベートな話をすることで、相手の文化やバックグラウンドを把握し、お互いの得意分野や苦手な点も理解しあえたことが仕事にも良い影響を与えたと感じています。
オンライン会議では得られない信頼やチームの団結力を肌で感じ、直接交流することの重要性を実感しました。
文化の違う相手だからこそ、単にビジネスパートナーとしてではなく、信頼関係を築くことが重要だと考えています。
前職では社内からの業務だけでオフショア開発を行っていたため、現地に出向いて会話することの重要性や、言葉だけでなく表情や感情を通じたコミュニケーションの大切さを当社で学んでいると感じています。
私はどちらかというと論理的なアプローチでコミュニケーションをとるタイプなので、それが難しいと感じることもありますが、逆にそれが当社ならではのやりがいだと思います。
これはチーム全体がどの案件でも現地メンバーとの信頼関係を大切にする風土を持っているからこそ、感じられることだと思います。
業務については新たな経験がたくさんあり、とても充実しています。業務外では、部活動が盛んで、私も時間がある時には英語サークルやボードゲーム部に参加しており、横のつながりがあることが良い意味でのギャップでした。

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Q3.チーム内のコミュニケーションや雰囲気は?また働き方について教えてください。

T.G

コミュニケーションが非常に活発で、チーム内の雰囲気もとても良いと感じています。
どんなに些細な問題でも、チーム内で迅速にディスカッションを行い、クライアントに対して適切なサポートを提供できる環境が整っているため、自然とコミュニケーションは多くなっていますね。
チーム内のコミュニケーション言語は特に決まっていませんが、英語でも日本語でもフランクに話しています。
ただし、全員が母国語だとわからない時がある ので、外国語で会話する際には英語を使うというルールはあります。
グローバルとの仕事が多いため、業務や時差に合わせて出社や在宅勤務、時差出勤など、柔軟に働き方を選べるのが魅力的です。

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G.K

T.Gさんのおっしゃるとおり、確かにオープンなコミュニケーションを取る方が多いですね。そのおかげでお互い会話がしやすいと感じています。
あまり堅苦しくなく、人によってはチャットで英語と日本語が入り混じったりして(笑)日本での就業経験は長いですが、このようなコミュニケーションのスタイルは初めてなので、チームならではの面白さを感じますね。

S.Y

お二人が言われた言語の使い分けについては、会議のテーマやトピックによって異なることが多いと思います。
英語の会議ではその流れで英語を使い、国内のテーマであれば日本語を使うという感じです。
私も、チーム内はコミュニケーションが多いと感じています。
何か問題があった際には、チーム全体で解決しようという風土があるので、その点が大きいと思います。
働き方については、グローバルに活動するチームでありながら、家庭との両立はしやすい環境です。
私自身は子どもがいますので、在宅勤務を多く利用していますし、女性が働きやすい環境だと感じています。
チーム内でも家庭のことを配慮して働かせてもらえていると実感しています。

Q4.これから新たにやってみたいこと、挑戦したいことがあれば教えてください。

G.K

現在はテクニカルスキルを活かしつつ、自分がやりたい仕事ができていますが、今後はプロジェクトマネージャーとしてのスキルをさらに伸ばし、可能であれば新規プロジェクトの立ち上げにも挑戦し、リリースまで責任をもって管理したいと考えています。
さらに、今後はエリアを広げてグローバルにサービス展開していくことにも貢献していきたいです。

T.G

現在、マネージャーがプロジェクトの立ち上げを行うことが多いため、いずれは私もグローバルで上流工程のプロジェクト立ち上げから携わり、プロジェクトマネージャーとして活躍したいと考えています。
また、大学ではマクロマネジメントについて学んだため、その観点も取り入れながら、いずれはマネジメント業務に携わってみたいです。

S.Y

私は現在、元々やりたかったグローバルなフィールドで、幅広いクライアントのニーズに合わせた提案の機会をいただいているので、これからもその経験を積み上げていきたいと思っています。
また、T.Gさんと同様に、私もまだマネージャーに助けてもらうことが多いので、もっと自立して進めていけるようになりたいです。
提案が採用される難しさを実感していますが、多くの経験を積み、実績を残せるよう、これからも前向きに挑戦し続けたいと思います。